【北海道】野生大麻を使用目的で刈り取る事件が後を絶たない… オホーツクの広大な群生地、駆除限界


1: 2017/11/13(月) 10:24:39.16 ID:CAP_USER9

11/13(月) 5:00配信 北海道新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00010001-doshin-hok
◆産業用大麻の実用化には冷や水
 北海道オホーツク管内で野生大麻を使用目的で不正に刈り取り、所持する事件が後を絶たない。
管内での摘発者は年間十数人で推移。群生地が広大で、駆除にも限界があるのが現状だ。一方、
合法的に産業用大麻の実用化を目指す関係者は「真面目に事業に取り組む動きに水を差す」と憤りを隠せない。

 道警北見方面本部捜査課によると過去5年間、オホーツク管内での大麻取締法違反容疑の摘発者数は年間11~17人で推移。
管内の群生地で大麻を刈り取り、倉庫などで所持する事例が目立つ。

 道内で戦前、国策として生産が奨励されていた大麻は戦後、栽培や所持、譲り渡しなどが禁止された。
だが野生化した大麻が今も大量に群生しており、それを狙って管内に足を運ぶ者は後を絶たないという。

 訓子府町の山間部で酪農を営む60代男性の敷地周辺には高さ約2メートルの大麻が群生。
近年、夏から秋にかけて、明らかに観光客ではない本州ナンバーの車が出入りしたり、
日中、黒色のごみ袋を手に歩く若者を目撃するといい、「違法に刈り取っているのでは」という疑念を拭えない。

◆刈り取りして誤解されたくない
 ただ、自ら刈り取りをすれば大麻取締法違反に問われるのではないかという恐れから、手を出せないという。
男性は「町には駆除を依頼しているけど、なかなか来てくれない」と話す。

 各地の自治体や保健所は、民間のボランティアなどの協力も得ながら駆除を進めるが、
特にオホーツク管内は自生する量が多い上に面積も広大なことから、作業が追いつかないのが現状。
民間の協力を得るにも、大麻の群生地の情報が広まって犯罪組織などに伝わることなどを警戒し、
依頼先は限定されるという。北見保健所の担当者は「少ない人員でとても手が回らない」と話す。

◆産業用でも規制強まる
 道は麻薬成分が低く、多様な用途に使用できる産業用大麻を有望な作物に位置づけ、調査を続けてきた。
管内でも道立総合研究機構北見農試(北見農試)で栽培されるなど、官民の研究が進んでいる。

 一方、昨年には鳥取県で産業用大麻の事業化に取り組んでいた男が、
使用目的で大麻を所持していたとして逮捕される事件が発生。厚生労働省は
大麻の栽培や研究の免許を交付する都道府県に審査の厳格化を通知し、国による規制の動きが強まった。

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大麻
大麻(たいま、cannabis[1]、正字:大蔴)[要出典]、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。マリファナとも[1][2]。花から製造されたものをガンジャ、樹脂をチャラス、ハシシと呼ぶ[3]。含有される約60種類のカンナビノイド、特にテトラヒドロカンナビノール (THC) には薬理作用があり[3]、紀元前から用いられてきた。嗜好品、また医薬品として用いられ近年では医療大麻とも呼ばれる。喫煙、気化、飲食により成分を摂取することで用いられる。
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